インド 旅行記 ボランティア
 

インド旅行記&海外ボランティア活動日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

世界一尊敬している人

日本にいる友人からメールが来た。

会社を9月で辞めて、日本語教師になるために、学校に通うという内容だった。
おそらくかなり悩んで、迷っての決断だったのだと推察する。

それを聞いて、素直に嬉しかった。わからないけど、一人の人間が、未来に向かって自分のやりたいことをやろうとしている。そしてそれが自分と同じ国際交流というジャンルである。彼女の決断を歓迎したいし、自分に何ができるのかはわからないけど、応援したい。

彼女はいつも言っていた「人生は楽しもう」

そう、人生は楽しまないと。後ろとか横とか向かないで前だけ見て、好きなことをやることが、そしてそれが人の役に立っているということが、、最高の人生、そう信じてる。


・・・・・彼女とは去年の7月に或るNGOの説明会みたいなやつで知り合って、友人になった。それから、自分が会社を辞めて、どこかへボランティアをしに旅立ちにいきたいっていう話をしたり、彼女もボランティアなり国際貢献がしたいっていう思いを持っていたから話はそれなりにあっていた。

彼女は自分にない落ち着きとか、冷静で静かなものをもってるし、上手く表現できないけど、普段は冷めたように見えるが、本当はものすごく熱く、海外に対する想いを持っている。だから話しててものすごく面白いし、海外っていう同じ所を見てる人間として、元気になれる。

・・・・・・会社で働いてたとき、鬱になりかけていた。

自分でも自分の心が弱いと思うけど、彼女に相談してた。
その時はそんなに、優しい言葉をかけてくれるような人ではないっておもってたから、メールがまず長文だったのに驚いたのを覚えている。その言葉は今までにないくらい自分と会社に立ち向かう勇気を与えてくれ、なんとか鬱を立ち直らせてくれた、この時点で、会社を辞めることは決まっていたのだが、最後までやりきる希望を与えてくれたのである。

そして

旅に出る前、ずっと迷ってた。会社を辞めて、この不景気の中、ボランティア活動をするということがどういうことなのか、現実をみなければいけないのか、やりたいことをやるよりも社会的安定を重要視するべきなのか。半年以上悩んでいただろうか?

その間、NICEとも知り合い、色々と話を聞いたり、情報を集めることはしていた。だけどボランティアがしたい、外国へ行きたいって思いながら、なかなか踏み出せないでいた。人間、理念を掲げることは簡単だが、それを具体化し、実行に移すのはなかなかしんどいものだ。

そんななか、去年の8月のお盆くらいだったと思う。彼女がベトナムに旅行したときの話をした。彼女はあまり自分から話すタイプではないのだが、ベトナムの話をものすごい楽しそうに、そして感動的に話してくれた。その話にものすごい心打たれ、海外にボランティアに出る決意をした。彼女のように、海外で人とかかわることに、絶対に楽しさを見出せる。そしてそれを自分の力にして、自分や彼女のように、海外とかかわりたい人をサポートできるような、自分の人生を作れると確信した。
彼女はそんなこと意識しないで話しただろう。おそらく今では忘れているかもしれない。でも確実にこの話によって俺の人生は変わった。

次の日に、会社を辞めると上司に報告した。
この話を聞いた自分にとって、これから人生の当てもない旅に出ること、今までお世話になった会社(本音を言うとそれなりに嫌なところはあったけど自分を成長させてくれるいい会社だった)をやめるのにもはや一切の恐怖はなかった。

芥川龍之介の蜜柑という短編小説がある。
この小説の中で、主人公は汽車の中でひどく機嫌が悪く、同じ車両の中にある若い女性がいることに嫌悪感を抱いている。
だが、この若い女性が兄弟に向かって窓から蜜柑を投げると同時に主人公は一切の事情を理解し、そして若い女性に好意的な印象を持つ、
そしてそこからの文章は一切の描写が明るくなる。

この小説に象徴されるように、人間の迷い、悩み、悲しみ、怒りなどの暗い感情は一瞬のきっかけにして消滅し、夢、希望、嬉しさ、などの明るい未来へ向かうことがある。

自分のこの旅、自分の人生で一番楽しいこの瞬間を送っているのは、そしてここまで楽しい思い出をブログにまとめられることができているのは、彼女がほんの20分くらい語ってくれたベトナム旅行の話がきっかけで、迷い、不安が一瞬にして夢、希望になったからなのである。

そして彼女に言ったことはないけど、俺は彼女を世界で一番尊敬している。

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。